
パレックスについて
塗り壁材のパレックス(PAREX)はアクリル系仕上げ・コーティング材で、外壁・内壁に使用していただけます。アクリル100%なので接着がよく、柔軟性があり、透湿性に優れているのが特徴。骨材にはハイクオリティな鉄分を含まない大理石を使用しているため、発色がよく、塗膜の劣化・退色を防ぎ、防錆性に優れています。
また、DPR(Dirt Pick-up Resistance: 汚れ付着防止機能) があり、耐摩耗性も高く、環境に配慮した防カビ・防藻剤含有でメンテナンスの手間を軽減。システム仕様で、EIFS(Exterior Insulation and Finish System) 外断熱外壁仕上げシステムを構成します。
5つの特長
1高分子バリアによる防汚性
【水分蒸散】
水分散液が壁面の表面に被着。
【水分蒸発とポリマーの変形】
水分子が互いに密着し隙間を埋めている。
パレックスのDPRテクノロジーは、軟化したり、ベタついたりしない特殊なアクリルポリマーの構造によって、フィルムのような高分子のバリアを作り、
これらに優れた性能を発揮します。
DPRテクノロジーによる
・大気中の汚染物質の付着防止
の性能により、表面が清潔に保たれ、カビの栄養となる汚染物質から保護されることになり、カビに対する優れた抵抗性を発揮します。
2大理石による防錆性・カラーの安定
純白で明るい大理石は色の定着と均一性を促し、冴えた色を呈します。大理石を使用することにより、ケイ砂に含まれる小さな鉄鉱物が排除され、湿気や雨によってできる線を防ぎます。
また、パレックスの大理石骨材には防錆効果もあります。
3高い透湿性
DPRFinish には、優れた防水透湿性能があります。
透湿性と防水性の原理は、水蒸気の分子の大きさ(0.0004μm)と雨滴や水滴の分子の大きさ(100~3,000μm)の差が非常に大きいということを利用して、雨滴以下の孔径を持つ多孔質構造を塗膜に形成させるものです。
これにより、外部に対しては防水性を持ちながら、塗膜及び下地からの水蒸気を透過させることができます。
この透湿性により、
という効果を発揮します。
EIFS Industry Members Association (EIMA)
EIMA とは外断熱に関係するメーカー、施工者、設計者、材料供給業者などを集めたアメリカの外断熱工業会で、この工業会傘下業者で施工される外断熱工事は全体の80%を超えるという。 EIMAの目指すところは外断熱の品質向上・維持で、EIMA傘下の業者にはEIMA仕様の厳密な施工が要請されている。 また、この仕様は防火性能についてもアメリカ国内で最も厳しい試験に合格したものとなっており、ユーザーが安心して製品と施工をゆだねられる。
4優れた耐摩耗性
カラーサンプル
様々なカラーからお選びいただけます。カスタムカラーも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
テクスチャーサンプル
パレックスのすべての仕上げ材には石英ではなく、鉄分を含まない大理石の骨材が使用されています。
石英に含まれるケイ砂には小さな鉄の鉱物粒子を含んでいるものもあり、アクリル系仕上げ材に使用すると湿気や雨の影響で目に見える錆やスジの発生の原因となるからです。 大理石はまた、色の安定性や均一性に優れていますので、いつまでも美しい鮮やかな色彩を楽しむことができます。
上記の他にもテクスチャーがありますので、詳しくはお問い合わせください。
有限会社インターナショナルプライオリティプロジェクツ
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